One Day Esquisse – 考える「視点」がみつかるデザインの教室
¥1,980
「bookmark vol.1」展示書籍
『One Day Esquisse – 考える「視点」がみつかるデザインの教室』
『最近仕事で協働している原田さんの著作。「考えること」と「デザインを生み出すこと」を繋げるユニークな課題設定が秀逸です。学生はもとより、デザインを生業にしている見て欲しい様々な様々な発見がある一冊です。』
– 矢橋徹(建築家)
京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科でゼミをもつデザイナーの著者が、今年4月1日から自主的にスタートした1日1問の出題形式のオンラインゼミ「One Day Esquisse(ワンデイ・エスキース)」。
本書は同ゼミで出題された課題と参加学生の作例、講師による講評コメントをもとに、自宅の環境や身近な素材からクリエイティブなアイデアを発想し、具体的な形やプレゼンテーションとしてアウトプットするための視点と手法を解説する書籍です。
5月末まで約1ヶ月半にわたり実施されたゼミから課題をテーマごとに章立て。
出題の詳細内容と出題意図、学生の提出作品、作品に対する講評コメントを作品画像を中心にレイアウト。
解説文から考え方のヒントを読み解き、具体的な作例も制作意図とともに見ることができます。
大学の新1年生から修士課程2年生まで、幅広いレベルの学生たちにむけられるゼミの柔軟な課題の数々は、現役の学生だけでなく、コロナ禍で一般化したオンライン授業に悩む教員の方々のヒントとなる内容。
また、デザイン系の学校・職種を目指すひと、広告関係や商品開発などクリエイティブな業務に関わるビジネス層にとってもデザイン的な思考法に触れる入口となるでしょう。
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【目次】
はじめに
一日の流れ
参加学生一覧
Lesson 0 自分に出会う
Lesson 1 かたちや素材を知る
Lesson 2 素材からイメージする
Lesson 3 深く調べる
対談 原田祐馬×髙田唯 発見する楽しみを伝える場づくり
Lesson 4 伝える力をつける
Lesson 5 展開してみる
学生座談会 見ること、つくることの往復と出会い
おわりに
出題課題一覧
[著者プロフィール]
■原田 祐馬(ハラダ ユウマ)
1979年大阪生まれ。デザイナー。UMA / design farm代表。
大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。
「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。
グッドデザイン賞審査委員、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科客員教授。
共著に『小豆島にみる日本の未来のつくり方』(誠文堂新光社、2014年)。
愛犬の名前はワカメ。
原田 祐馬(著/文)
発行 誠文堂新光社
B6変型判 縦182mm 横120mm 256ページ
書店発売日 2020年11月18日