愛蔵版 モモ
¥3,080
ミヒャエル・エンデ(著) 大島かおり(翻訳)
発行:岩波書店
A5変型判 縦190mm 384ページ
<版元サイトより>
時間どろぼうと,ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語.人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う,エンデの名作.
本の中身については、あえてここでは深く触れません。昔、読んだけれど久しく触れていないという人も、あらためて読むと新しい気づきがあると思います。
現在、文庫本・通常の単行本・愛蔵版と、3種類のモモが販売されています。それぞれに良さがありますが、本としての美しさ、そして、手にとった時の高揚感という点で、こちらの愛蔵版をmalouではお薦めしたいと思います。
自分の本棚に置くお守りに、大切な人への贈り物に。
【目次】
第一部 モモとその友だち
1章 大きな都会と小さな少女
2章 めずらしい性質とめずらしくもないけんか
3章 暴風雨ごっこと、ほんものの夕立
4章 無口なおじいさんとおしゃべりな若もの
5章 おおぜいのための物語と、ひとりだけのための物語
第二部 灰色の男たち
6章 インチキで人をまるめこむ計算
7章 友だちの訪問と敵の訪問
8章 ふくれあがった夢と、すこしのためらい
9章 ひらかれなかったよい集会と、ひらかれたわるい集会
10章 はげしい追跡と、のんびりした逃亡
11章 わるものが危機の打開に頭をしぼるとき……
12章 モモ、時間の国につく
第三部 〈時間の花〉
13章 むこうでは一日、ここでは一年
14章 食べものはたっぷり、話はちょっぴり
15章 再会、そしてほんとうの別れ
16章 ゆたかさのなかの苦しみ
17章 大きな不安と、もっと大きな勇気
18章 まえばかり見て、うしろをふりかえらないと……
19章 包囲のなかでの決意
20章 追手を追う
21章 おわり、そして新しいはじまり