くらしのアナキズム

¥1,980

松村圭一郎(著/文)
発行:ミシマ社
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ19mm 240ページ 並製
初版年月日 2021年9月24日

国家は何のためにあるのか?
ほんとうに必要なのか?

「国家なき社会」は絶望ではない。
希望と可能性を孕んでいる。
よりよく生きるきっかけとなる、
〈問い〉と〈技法〉を
人類学の視点からさぐる。

本書でとりあげる「人類学者によるアナキズム論」とは…
・国家がなくても無秩序にならない方法をとる
・常識だと思い込んでいることを、本当にそうなのか? と問い直す
・身の回りの問題を自分たちで解決するには何が必要かを考える

アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!

***
この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標(・・)ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点(・・・)だ。(「はじめに」より)

***

ミシマ社創業15周年記念企画

【目次】
はじめに 国家と出会う
第一章 人類学とアナキズム
第二章 生活者のアナキズム
第三章 「国家なき社会」の政治リーダー
第四章 市場(いちば)のアナキズム
第五章 アナキストの民主主義論
第六章 自立と共生のメソッド――暮らしに政治と経済をとりもどす
おわりに


【著者プロフィール】
松村圭一郎 (マツムラケイイチロウ) (著/文)
1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。

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